~いっぽんの木はいつか森になる~

林福連携(森林と若者の社会復帰支援)プロジェクト

森と旅の素晴らしさを伝えていきたい。とくに現在ひきこもっている若い人たちに。
林業の森(人工林)は人によく似ていて、間伐されていないと暗く元気がありません。

林業では、まっすぐな木材を育てたいため、密度高く苗木を植林します。育っていく過程で、少しずつ減らしながら良質な木を育てていくのですが、現代人は途中から植えた木のことを忘れてしまいました。現在、林業の森の多くは木と木が近すぎて、木々は生長するのも辛い状態です。非常に不自然。

弊社の仕事はこのような森を明るくしていくことです。育つことが困難な木を間伐し、木を伐り森から卒業させ、木材として第二の人生へ送り出します。そうして少し空いた森には光が差し込み、土壌の微生物や虫たちの活動が活発になり、新たな草木が林床に回復し、あらゆる生きものが戻ってきて森はみるみる元気を取り戻します。

また、弊社はゲストハウスやカフェの開設を進めています。

旅する人を応援したい、それ以前に、単純に、旅する人と出逢いたいという想いがあります。

旅人は目的を持っています。旅人は面白い話題を持っています。旅人の眼には輝きがあります。そんな人たちと焚き火を囲んで語らう。なんて考えているだけで楽しくなります。

ひきこもっている人、何かに躓いている人、何かを心配している人たち、弊社の仕事を手伝ってもらえませんか。森と旅がきっと素敵な力を与えてくれます。

プロジェクトカリキュラム