Interview #1:Yuichi Urushibata 漆畑 佑一

ひと


2019年入社の佑一さんにお話を伺いました。

“ 勇気が出なくても
一歩踏み出せる余力だけは
いつでも残しておこう ”

ー インタビュー動画準備中(間も無く) interview movie will come soon… 


1. フォレストラヴェル(自分)はどんな山づくりをしているのか教えてください?

 山づくりで大切にしていることは、山に合った施業を行うことと、施業後に「本当に山の為になっているのかよく考えて」施業することだと思っています。フォレストラヴェルでは、山への負担が少なく、山に馴染むような作業道の作り方を学び、人の都合で行うような施業は避け、長く継続的に森林整備を行っていけるように取り組んでいます。

2. フォレストラヴェルや自分の取り組む山作りは一般的な山づくりと何が違いますか?


 一般的には素材生産量(伐った丸太の量)で山の価値を決めたり、急傾斜の山や施業困難な山は嫌厭されがちですが、フォレストラヴェルではそういった場所でも施業を行えるよう、壊れにくい作業道の施工方法を学び、最低限の山の負担で施工できるよう取り組んでいます。
具体的には小さな重機(3t)を使ったり、作業道の幅を2.5mで作るなどの違いがあります。丸太を運び出す際に施工した作業道を3t ダンプで走行するのはなかなかできない体験です。
 また、ダンプで作業道を走ることは、壊れない道作りの集大成が成せる技だと思っているので、是非一見してほしいところでもあります。

 

3. フォレストラヴェルの良いところはどんなところだと思いますか?

 フォレストラヴェルでは現場作り(プランニング)から木を伐って(間伐)、市場に運ぶ林外搬出までを自社で全て行っています。林業一連の流れを連続して行うことができるのはとても達成感があり、仕事への理解も早くなると感じています。また、林福連携やカフェ、民宿開業など、幅広い業務展開を目指していて、林業だけでなくプラスして活躍できる場所が多いのもありがたいところです。

 

4. 森が自分の生活(生き方)に与えた影響(繫り)はどんなものがありますか?

 森の中で働くようになってから大きく変わったのことが、自然と健康になれた事です。病気もしにくくなったと思います。
森を元気にする(間伐)ことが自分の健康にも結果的につながってると感じました。無理に意識しなくても自然に生活(メンタルや体力)を整えてくれる、そんなイメージです。

 

5. 林業に携わっていなくても、林業や木々の為にできることはどんなことがあると思いますか?

 最近では木材は建材としてだけでなく、発電燃料(バイオマス)としても使用されるようになっているので、実は生活の中に木材が関わっていたりします。電気は生活には欠かせないものですが、木材には代われるものが多かったりするので、そのあたりは技術の進歩とともに木材の特性を生かして、従来の素材に代わって木材が代用できるようになると、一気に身近なものになるんじゃないかなと思います。
 木材の性質を生かしてる家具や道具などは木材のほうが使いやすいと思う製品も多いので、意識して木製を選ぶことも多いですね。

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